CONCEPT
“一人ひとりに、輝ける場所がある...みんな、かけがえのない「一人」なのだ。”
「あいち・名古屋市を活性化するものは地元の青少年の心の成長であるー。」を掲げ、地域社会おける芸術文化活動の促進に加え、ミュージカル制作を通して出演者(キャスト)に自己成長をもたらす。
つまり、ミュージカル制作を通して、さまざまなことと対峙して成長を促すことを目的としています。
「ミュージカル教育」と称すこの試みの特質は、単に技術や本番の出来映えを求めることだけが成果ではなく、レッスンやリハーサル、作品を通し、一人一人が抱える課題に取り組み(スキルに限らず)、いかに気づき得てアウトプットしていくかという部分にコミットしています。
また、更に重要な点として、作品制作ではリハーサルが終盤に差し掛かる頃、個々の成長は作品(物語)自体ともリンクしていく仕組みであることです。個々の課題の最終的なゴールは、作品の最終場面の完成とリンクするという点です。
緞帳が上がった瞬間…、既に自己成長を遂げたキャスト達の姿がそこにはあります。
つまり、本番が始まった時点で全員がゴール地点に立っているのです。その後、キャスト達は、自己解放へと向かう形で、ありのままに表現すると、お客様の身前で見事に物語を昇華させていきます。
一つの舞台を生み出すには、様々な分野の専門家(脚本、演出、音楽監修、編曲、振付、照明、音響、衣裳、美術(道具)、舞台監督等)が携わっており、各セクションの専門家らと協力し合い、生の舞台を完成させる喜びや達成感は、自己を大きく成長させる魔法のようなエッセンスなのです。