ミュージカル教育

ミュージカル教育について

ミュージカル教育について ミュージカル教育”は、自己肯定感を育み、自己成長を遂げることを目指して、個々の課題にコミットしていく、体験型教育です。

私たちは、ミュージカルを通して、子どもたちが他者の気持ちに触れ、違いを理解し、自分も周りの人間も尊重できる、そういった人間性を養いたいと考えています。

「演劇」は、欧米では義務教育の一つとして教科になっています。その目的は、演技論やテクニックの勉強をすることではなく、セリフを通して自分や相手の感情に触れて想像力を養い、人と人との関係を学び、コミュニケーション力を高めることにあります。
その演劇を中心に、ダンス・歌を織り交ぜた総合芸術が「ミュージカル」です。
子どもたちは、レッスンを受けながら本番まで努力を重ねていく過程で、主体性や協調性を育み、また集中力やコミュニケーション力、自己表現力を養います。
そして、お客様に披露し、幕が下りたその時、集団でひとつの作品を創り上げた達成感と共に、“自分は替えのきかない存在”という自己肯定感が芽生えます。
この体験が、子供たち一人ひとりの成長につながるのです。

ミュージカル教育が子供たちに与える効果

コミュニケーション能力

コミュニケーション能力

演じることを通して、人との関わり方を学び、自分の気持ちを伝えたり、相手の気持ちを思いやる(想像する)ようになります。人間関係(異なる国や文化、または世代を含む)を築く上で基礎となる、このコミュニケーション能力を養うことができます。
文部科学省も芸術表現を通じたコミュニケーション教育を推進しています。

表現力・感受性

表現力・感受性

同じセリフでも、演じる人の声や間、目力、変化する表情、身振り、手振りなどから伝わるエネルギーによって、見る人を惹きつけます。
一つひとつのレッスンや作品づくりも、子どもたちの持つ自由な発想や豊かな感情、個性を表現する機会になります。体験したことは、自らの表現力を育み、人を魅了する力に変わります。

協調性

協調性

演じることは、他人の気持ちを理解することに他なりません。役を通して、いろいろな立場の人の気持ちや考え方を体験します。
また、物語を作り上げるには、自分の役割を意識することや、他者を観察することも大切です。お互いに心を開き、理解し、そして課題に向き合い、一つひとつ乗り越えながら「作品」は生まれます。

研究科について

生涯学習という位置付けで取り組んでいる「名古屋市青少年ミュージカル 研究科」。研究科では現在、小学生~大人の方が、ミュージカルの基礎、ダンス、歌、演技を学んでいます。
どのクラスも、生徒との対話を大切にしており、その中で様々な気づきを与えることにより、個々が主体的に学びを深めることができるよう指導しています。また、心を動かす演技をモットーに、背景や心情などを丁寧になぞらえていきます。
セリフを覚え、何度も練習することや、仲間と作品を創り上げること、舞台に立つ経験などを通し心身の成長を捉します。
外部オーディション対策もレッスン内で行う他、団体応募も行います。
名古屋市青少年ミュージカル主催公演ではオーディションにおける内部合格枠を設けております。

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研究科について

PROGRAM

15週間プログラム(ミュージカル制作)

自己成長を目標に掲げた2ヶ月に渡る取り組み。

15週間プログラム

自ら考え、試し、気づいていく。そのさまざまな気づきを「心の成長」へと導きます。
「自分はどうなりたいか?」素直な気持ちや願望から、目標を明確にして公言することからプログラムは始まります。稽古での気づきをノートにつづり、リハーサルでは「できなかったこと」を「できること」へと前向きにチャレンジしていきます。
劇場では、大勢のスタッフや関係者が最高の舞台を準備する中、これまで取り組んだことを信じて本番を迎えます。いよいよ幕が上がり、自分と仲間を信じて、これまでの成果をお客様に届けます。
そして、公演後、舞台上で自らの公約を振り返り、自らの成果を伝えて、15 週間のプログラムは終わります。

STEP1
オーディションの上、合否発表・配役決定。
STEP2
顔合わせ(公約決定、宣誓)
STEP3
稽古(リハーサル)開始
*チェック(ノートをもとにセッションし合ったり、自らの考えをメンバーに伝える)
STEP4
中間発表(自己プレゼン)
STEP5
稽古(リハーサル)に加え、衣装合わせ、レコーディング、音楽稽古を並行して行う。
STEP6
役柄と自分の性格が似てくる感覚を覚える。
STEP7
照明合わせ
STEP8
本番(思いきり演じる)
STEP9
終演後、舞台上で自己成長について1人ずつ発表する(報告会)=自己成長を遂げ、成果を手にした出演者の姿。
*最後にプログラムを終えて、アンケートを提出。

シーズン(サマーウォーター)
プログラム

自己成長のための季節にする、
シーズンプログラム。

シーズン

「人のために役立つ自分になる。」
「自分の能力を最大限に引き出す。」
それに向けた目標を設定し、生活や思考から変えていきます。

STEP1
お申し込み
STEP2
顔合わせ・カウンセリング
*個別の日課を決定し、トレーニングメニューと自己改革計画表の配布を配布します。
STEP3
ダンス・歌・セリフのレッスン
STEP4
中間報告会
*これまでの振り返りと目標達成に向けた新たな課題を確認します。
STEP5
ダンス・歌・セリフのレッスン
STEP6
本番
*実技・プレゼンテーションを披露します。
STEP7
修了証書授与
STEP8
事後アンケート
*プログラムに参加しての感想を提出します。
STEP9
終演後、舞台上で自己成長について1人ずつ発表する(報告会)=自己成長を遂げ、成果を手にした出演者の姿。
*最後にプログラムを終えて、アンケートを提出。

ワークショップ

はじめての子から楽しめるミュージカルのワークショップです。

ワークショップ

広くミュージカルに親しんでもらいたい。その想いから、1~2 日間のワークショップを行います。
基礎練習の後、有名ミュージカルのワンシーンを練習します。さらに、歌いながら踊るということにもチャレンジします。本ワークショップの最後には、実演します。
*キッズは、親御さんの前で披露します。

お問い合わせ

次回公演・ワークショップ等の開催については、こちらからお問い合わせください。
なお、出演・参加をご検討の方は、所定のフォームをすべてご入力の上、お送りください。